このサイトに寄ってもらえたということは、「いつの間にか、亀頭・カリの周りにブツブツができていた・・」なんて方が多いのでは?「そういえば、この前、あの子と性行為をしてからできたような・・」「いやいや、俺はまだ未経験だ・・」なんて勘ぐってしまうような方も多いでしょう。陰部にブツブツができるとすぐに性病だと思ってしまいがちですが、亀頭・カリのまわり、包皮のブツブツに関してはすぐに性病だと判断するのは難しいです。それは『フォアダイス』や『真珠様陰茎小丘疹』の存在があるからです。
フォアダイスとは主に陰茎全体に見られる白いブツブツのことです。一方、真珠様陰茎小丘疹は亀頭・カリの周辺に規則正しく並ぶ白いブツブツのことです。見た目としては真珠様陰茎小丘疹のほうがグロテスクです。
陰茎には、白いブツブツと赤いブツブツができる場合があるのですが、白いブツブツができる場合がフォアダイスや真珠様陰茎小丘疹に分類され、赤いブツブツの場合は「尖圭コンジローマ」と呼ばれる性病の一種になります。フォアダイスと真珠様陰茎小丘疹は脂肪の塊なので性病ではなく生理現象の一種になります。成人男性の半分以上が実は、フォアダイスもしくは真珠様陰茎小丘疹を持っていると言われています。真珠様陰茎小丘疹のほうが割合は低いため、異質に見られがちです。包皮腺と呼ばれる生理現象もあり、これは亀頭の裏側のほうの白いブツブツのことを指します。
フォアダイスならびに真珠様陰茎小丘疹、包皮腺は性病ではありませんので、早期の治療を必要としません。しかし、実際のところ、見た目がグロテスクなため女性からの反応はよくなく、あまり理解を示してしてもらえないことから、除去のために治療を考えられる方が多いです。女性器にもフォアダイスや真珠様陰茎小丘疹はできるのですが、男性ほど目立たないので、女性は自分ですら気づいていない場合が多いです。
フォアダイスや真珠様陰茎小丘疹の原因は主に不潔な状態が続くことにある、と言われています。もともと陰部はそこまで清潔なものではありませんが、例えば、包茎だったりすると汚れがすごく溜まりやすいですから、フォアダイスや真珠様陰茎小丘疹になりやすい傾向にあると言われています。実際に日本男性の7割ぐらいは包茎(仮性包茎が最も多く、次いでカントン包茎、真性包茎が主な3パターン)だと言われていますので、これらの生理現象に悩まされているのが半分以上いるというのも理解できると思います。お風呂に入るときにキレイに洗っていても皮がかぶっている状態が日常的に多くなりますから、どうしても不潔な状態になってしまいます。フォアダイスや真珠様陰茎小丘疹にならないためには包茎手術も実は受けたほうがいいのです。
フォアダイスと真珠様陰茎小丘疹は性病ではありませんので、基本的に保険などがきかない美容整形という形になります。病気を治すというよりも、見た目をキレイにするという意味合いが大きいわけです。治療方法ですが、大きく分けると2種類あります。その2種類が「電気焼灼(しょうしゃく)」「レーザー治療」です。どちらにもしても治療時間は5〜15分ほどで、1回の治療でキレイにできますので、手軽に受けられる治療法として認知され始めています。
- 電気焼灼
電気焼灼はその名のとおり、電気を利用した治療法で、ブツブツ(イボ)を凝固させ焦げさせることで剥離するという治療法になります。尖圭コンジローマの際によく使われる治療法ですが、単にフォアダイスの除去の時にもよく利用されます。イボを剥離するという治療法になりますので、顔・体のホクロ治療やイボ治療にも利用されます。
- レーザー治療
レーザー治療は特殊な光を利用した治療法で、ブツブツ(イボ)を焼き切ることによって表面上をキレイにするという治療法になります。治療後は擦り傷のような状態になり、数日後にかさぶたとなり、1〜2週間後ぐらいにつるつるなキレイな状態になります。レーザー照射の際は一般的に麻酔を用いますので痛みなども心配も少なくなってきています。
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