陰茎全体のブツブツはフォアダイス、亀頭やカリ周りのブツブツは真珠様陰茎小丘疹の可能性、ブツブツの種類によっては性病である尖圭コンジローマの可能性があります。フォアダイスと真珠様陰茎小丘疹は性病ではないので一先ず安心できますが、どちらにしてもクリニックで手軽に治療を受けられる時代なので、尖圭コンジローマの場合は早めに治療を受け、フォアダイスや真珠様陰茎小丘疹も時期を見て治療を受けることを考えてみてください。実際に治療を受けてみて疑問に感じたことがひとつありました。それは治療後の自慰行為や性行為について、です。どのぐらいの期間をあける必要があるのでしょうか?
先述したようにフォアダイスや真珠様陰茎小丘疹は生理現象で、尖圭コンジローマは性病です。性病であるということは感染する恐れがあるわけですから、そもそも、性行為を控えなければなりません。自分だけでなく相手にも迷惑をかけるわけですから、尖圭コンジローマの場合は治療を終えるまでは性行為をしないことが大前提となります。現在、パートナーがいるいないに関わらず、感染を拡大させないために性行為をしないということがあなたがまず一番最初に選ぶべき手段です。責任のある行動をとることが求められます。
パートナーがいる場合、日々の生活において性行為をすることになるかと思いますが、性行為も自慰行為も、治療後はしばらく様子をみなければなりません。例えば、レーザー治療をすると、フォアダイスや尖圭コンジローマは焼け焦げた状態になり、しばらくは擦り傷のような状態が続き、やがて、それがかさぶたになっていきます。かさぶたがキレイに剥がされるまでに1〜2週間かかりますので、フォアダイスや真珠様陰茎小丘疹の場合は、全体として3週間程度は性行為を控えたほうがいいです。尖圭コンジローマの場合は性病であり、感染症の恐れがありますので、自慰行為は3週間目ぐらいから大丈夫ですが、性行為に関しては完治するまで3〜6ヶ月程度は控えてください。これもあなたとパートナーのことを思ってのことです。
フォアダイスや真珠様陰茎小丘疹、尖圭コンジローマの治療後は自慰行為や性行為について気をつけることが多いですが、実生活においても実は気をつけなければならないこともいくつかあります。まずは「お風呂」。お風呂に入る場合ですが、当日からシャワーを浴びることができます。ただし、患部を濡らさないようにしてください。シャワーを使って濡らしてもいいのは治療の2〜3日後からになります。ということは入浴できるようになるまでにはもう少し時間がかかります。入浴は治療の4日〜1週間後に可能になります。運動などは特に控える必要はありません。飲酒についですが、できれば控えめにした方がいいと言われています。意識して触れ過ぎないようにするということも大切になります。
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